カシメをカシメル

DSCF5277(1)-1

「かしめ」って言葉、聞いたことありますか?
よく知られているのはハトメやリベットなど、強い力で金属を歪ませて固定する方法のことですが、
広い意味では、書類をホッチキスで針を曲げて止めることや、ボールペンの先のボールを外れないようにする加工も「かしめ」だそうです。
難しい言い方をすると、“金属の塑性変形を利用する止め方”ということになります。
革小物をつくる際、この「かしめ」は大きな助けになります。

DSCF5290(1)-1
写真のように、穴の空いた1枚の革をかしめることで立体的な製品に生まれ変わります。
ちなみに漢字で書くと「鉸め」です。
革小物の業界では鉸めるピンのこともカシメと呼んでいます。


革職人 LEATHER FACTORY の応援をよろしくお願いします。

こちらの記事もどうぞ