革を磨く 2/3

P1000870(1)実際に革を磨いていきます。

毛羽立っている裏面に「目止め剤」を塗って毛羽を寝かせてなめらかにしていく作業を「磨き」といいます。

目止め剤は容器に入った状態だと白いですが、塗ると透明になります。

容器を傾けても流れ出ないほど粘度は高いのですが、さらっとしていて

ベトつくような嫌な感触がありません。

乾いた後に粉っぽくもならない、とても不思議な材料です。

これを革の裏面全体に塗っていきます。P1000842(1)

布を指に巻いたりたたんだりして、裏面全体にまんべんなく塗ります。

その後、毛羽を寝かせるように少し力を入れて塗り込みます。

革の裏は毛羽の流れる方向があるため、その流れに沿って塗ると早くきれいに仕上がります。

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