前回、菊寄せをしていたのは箱マチコインケースの底パーツでした。
左から、
・裏地用の生地を貼った底パーツの角に革を接着した後
・菊寄せが終わった後(裏側が菊寄せしてあります)
・仕上げミシンをかけ、完成する直前の状態
です。
なぜ、底パーツの角にわざわざ小さな革を貼るのか?
ですが…
設計上、底パーツの角が外に見える仕様になっているため、そのままではおかしな外観となってしまいます。
この部分に本体と同じ革を貼ることで、自然な仕上がりのデザインとなります。
4つの小さな革ですが、とても重要で意味のある革です。
拡大すると、底の菊寄せしたバーツが見えているのがわかります。
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