巻かれた革

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会社の2階は革倉庫兼裁断所になっていて、色々な革が保管されています。

お財布などの製品になる前の革は、グルグルと巻かれています。

基本的には背中で半分に切ったものが1枚として扱われていて、大きいものだと2メーターを超えるので大抵の場合はグルグル巻きです。

これを巻くのがまた大変なのです。

1枚なら簡単ですが、大抵の場合は複数枚重なっています。

重く滑らないのでたわんでしまうため、1巻したら手で伸ばし、さらに巻いてを繰り返します。

慣れないと曲がってしまったり、緩んでしまったり。

最後は紙で包んで革の名前や、残りのデシ数などを書き込んで保管しています。


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