革パーツのヘリに沿って細い線を入れることを「ネン引き」と言います。
作業の乱れを整えるために使う場合もありますが、このパーツの場合は装飾として使っています。
ネン引きする工具は見た目も、電気の熱を利用して使うところも半田ゴテによく似ています。
この道具のことも「ネン」と呼んでいます。
ネン引き前とネン引き後のパーツを並べてみると、ネン引きしただけなのに、
完成度や高級感がかなり違って見えると思います。
使えるところに全部使うのではなく、部分的にうまく使うと効果的な手法です。
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