工房の中にひときわ目を引く塗装のミシンがあります。
かなり使い込まれているこのミシンの塗装…
ハンマートーンと呼ばれています。
凹凸がありハンマーで叩いた槌跡のように見えるので、そのように呼ばれます。
堅牢度の高い塗装のため、以前は電動工具やカメラの三脚などによく使われていました。
しかし、よく見るとライトの先端が擦れたように剥がれています。
人が数えきれないほど触ったためです。
長い年月をかけて丈夫な塗装をも剥がしてしまう人の力って、
すごいですよね。
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